2006/12/19

[OBプロダクション]映画【幸手 幸せ物語】DLPでラッシュ試写












 12月17日
(日)、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ4Fの映像ホールを使用し、クライアントである幸手市商工会(TMO幸手)の関係者をお招きし、ラッシュ上映を行ないました。商工団体・自治体・大学の3者による連携事業として埼玉県の協力を得て、卒業生中心にと在校生の協力の元、2月末公開予定現在、編集・MAに作業が進んでいます。OBプロダクション作品としては、早稲田川口校友による初の外部依頼のハイビジョンによる制作で、仕事・学業の合間を縫って制作に駆けつけてくれたOBたちに感謝いたします。11月初旬に行なった本庄リサーチパークにてプレゼンテーションでも地域映画を熱望する商工会関係者からの問い合わせもあり、期待されている作品です。
 画【幸手 幸せ物語】は、ドキュメンタリー、ドラマ化することによって、その当時の今を切り取り、地域の移り変わりを市内外の皆さんに楽しんでもらえる作品を目指しております。原作に登場するキャラクターをアニメで導入し、主演の椎名法子さんを迎えラブストーリーが展開するというもので、やさしくさわやかな作品となっています。
上映は、地元の幸手、埼玉県南部の川口のSKIPシティ、早稲田界隈などで予定しております。是非ともごらんいただければと思っております。


詳しくは、TMO幸手およびTMO幸手ブログをご覧ください。
 
<写真提供>TMO幸手 <文> 客員講師(専任) 角井 英司

[授業探訪]60年代のフィルムアート<メデォアアート2>

12月11日と18日の2日間にわたり、1年次授業のメディアアート1・2を担当いただいている水由 章先生(みずよし あきら/映像作家・ミストラルジャパン代表)が、アメリカの実験映画・構造映画の上映のために16mm映写機を持ち込んでいただき60年代の映像を学生のために上映した。早稲田川口の制作環境は、オールデジタルのためフィルム映像を教室で視聴することは、大変珍しいことになってしまっている。年代を経た作品を鑑賞するに当たり、その作成当時の作家の制作意図を理解するためにメディア自体の様式や形式を再現する必要を考慮し、自ら16mm映写機を持ち込んでくれた。水由先生の作品への愛情と学生への思いやりに感謝します。

<写真・文> 客員講師(専任) 角井 英司

2006/12/06

<卒制の現場から>ばんえい競馬制作エピソード

ばんえい競馬に初めてであったのは高校2年のとき。なんとも遅い競馬。立ち止まる競馬に面白さを感じ、4歳年下の弟にも見せました。当時、それを見た弟もスリリングな駆け引きに興味を持ち、笑ってみてました。
それ以前の小学4年の秋。毎週日曜日に塾から帰り、テレビをつけるとやっている中継番組にはまりました。初めて競馬を見た体験です。それ以来、雑誌・新聞・トレーディングカード・人形・漫画・レースの映像収集等をし、ギャンブルではなくスポーツとして競馬をとらえるようになりました。

 早稲田川口に入学した時の面接も面接官の黒田先生・角井先生に競馬好きだと言うことを伝え、いつか競馬の映像を作ってみたいという主張をしたのを覚えています。

 2年次修了作品でカメラを3台持って名古屋へのロケ、個人での制作を行ったのは今までグループ制作をしてきた自分がどこまでできるのかを試したかったため。
そこで自分の持つ力、弱点が浮き彫りになり卒業制作につなげようと思いました。

実際、競馬のネタを卒業制作にしようと思っていたのは2年の冬。最初は冗談でした。
しかし、ディープインパクトという馬が現れ、ギャンブルの枠を越えて世間が盛り上がりはじめ、本当に競馬ネタをやるなら今だと感じました。
最初はサラブレッドをやりたかったのですが、ゼミのプレゼンで首をかしげられ、思い出したのがばんえい競馬です。

北海道のみで行われているため短期で、しかも、撮影に失敗したら金銭的にも取り直しが効かないリスクを負ったものになると感じました。準備は慎重に。撮影開始も他のゼミ仲間よりも遅れました。

準備段階において周囲に手伝い要請をしたところ、まず同意してくれたのが2年の稲元雅俊君と新井上君です。

第二文学部の授業に参加し、予備校時代からの友人で早稲田の映画サークルに所属する菅根嘉己君(早大・二文2年)にも事情を話、スケジュールの空いている期間、参加してくれることになりました。

出発前に苦労したのは北海道までの行程。お盆前で、一番安く行ける大洗ー苫小牧間の車を運べるフェリーがとれませんでした。

<1日目>
カメラ三台を含む撮影機材、生活道具を積んで自力で走っていくことになり、津軽海峡のみフェリーで渡りました。

菅根君(と共に、疲れから来るイライラで時々喧嘩をしながらひたすら北上の26時間。事故だけは気をつけました。



<2日目>
岩見沢に到着してからは卒業生の千葉謙太郎さんのお父さんにお世話になりました。駅近くの2LDKの部屋を3週間3万で特別にお借りし、アジトにしました。回りは繁華街だったので食事には苦労しませんでした。

苦しかったのは暑さ。あまり風通しのよくない部屋でした。

<3日目>
競馬場に行き、取材開始。組合の広報の方に撮影上の注意を受け、午後は、ばんえい競馬のPRイベントで札幌近くのショッピングモールに行きました。夜は歓迎の意味を込めて串焼き屋さんに連れていってくれました。

<4日目>
早朝5時から調教の見学&撮影とお世話になる『ミサイルテンリュウ』の槻舘調教師への挨拶。

初めてレースを見学し、撮影の練習を重ねました。
また、インターネットテレビGyao BANBA王の制作スタッフにも挨拶。競馬場内に設けられたスタジオにいつでも顔出していいという東京では考えられない環境に驚き・喜びました。

<5日目>
1日中。撮影の練習。突然、BANBA王)に出てくれと言われ、大はしゃぎしました。少し、緊張しましたが、おしゃべり全開で10分間のゲスト出演を終えました。

<6日目>
菅根君が夕方の船で東京に戻る日でした。『ミサイルテンリュウ』が実際にコースを使った練習レースに出るというのでその撮影。残念ながらうまく撮る事ができませんでした。

<休日の過ごし方>
休日は撮った映像のチェック。
出来事にそった構成を考える。
掃除・洗濯
牧場訪問


<本番まであと3日>
1人で競馬の撮影を行う。夕方、稲本君と新井君が苫小牧に到着し、迎えにいく。


<本番まであと2日>
朝4時から調教の撮影。『ミサイルテンリュウ』の調教の撮影を行う。レースはないので昼まで仮眠し、午後からは電車で札幌へ観光。

岩見沢入りしてから連絡をとれた早大理工学部の高橋諒君と合流。夜は居酒屋でご飯を食べる。

高橋君とは高橋恭子先生の紹介で出会いました。卒業制作に費やす人数をふやした方がいいということから先生が興味のある人に声をかけてくださいました。
高橋君は自身も少し競馬に興味があり、話もスムーズに進みました。

<本番前日>
『ミサイルテンリュウ』の最終追い切り。昼間は競馬場での撮影。タイムスケジュールに合わせてリハーサルを重ね、撮影アングルの確認など行いました。

<本番当日>
11時に競馬場入り。
毎レース一人ずつ僕がついて撮影の確認を行う。
本番直前、スタッフは全員手に汗をかいていました。同時に無事先頭でゴールしてほしいという気持ちがありました。

本番では、『ミサイルテンリュウ』がなかなか坂を越えてこないことに動揺し、敗れ去った後ま全員緊張から解き放たれたように放心状態でした。

<レース翌日>
早朝に高橋君は帰京
夕方には稲元・新井が帰京し、再び一人になりました。
最後の一週間は再び牧場巡り、レース映像のチェックなどをしました。

滞在中、最後の開催日は足りないインサート映像の撮影をしました。
帰京の2日前には調教師の槻舘先生が自宅に招待して下さいました。庭でバーベキューし、地元の人のジンギスカンの食べ方を教わりました。

翌日、夜の船に乗る為に苫小牧へ。船酔い気味で帰京しました。

<その後>
東京に帰ってからしばらくしてから編集。槻舘先生の奥さんとはちょくちょく連絡をとり、『ミサイルテンリュウ』の情報・ばんえい競馬の状況報告を受けてます。

それよりも僕の作品を楽しみにしてくれています。
毎週、講評と編集を繰り返し。
9月下旬には北海道新聞の取材を受けました。

そして11月下旬に「ばんえい廃止」の一報が入ってきました。
3月31日までにお世話になった市営競馬組合は解散するためそれより前にレースは打ち切りになるかもしれません。

現段階ではナレーション・音楽も入りました。(12月6日段階)あとは微調整です。
早く作品を北海道に送り、少しでも多くの人に存続アピールに参加しなければならないと感じています。

と、同時にもう一度北海道に行く事も検討中。ところが、夏休みと同じ様な旅費・滞在費も準備できていません。

気候条件も正反対であることから問題は山積みです。再び撮影取材が実現すれば、社会的にもひとまわり大きな作品になるのではないかと考えています。

<写真提供・文>島野貴之 (映像情報科3年生)

2006/12/04

[映像芸術表現ゼミ]Broadway Media Centreでメディアアートフェスティバルにて3年2作品が上映。

映像情報科3年生の大江君、大槻君、工藤君の3人のインタビュー
が、ビデオサロン誌の若手映像制作者紹介するコーナー「タダイマ制作中!」に掲載されました。現在SKIPシティの未来映像ゾーンで開催中の「メディア・エクスプローラー」展にて紹介されている3人の参加するメディアアート作品を中心に、デジタル技術のおける映像表現の可能性や「カタチにとらわれず何でもやっていきたい」という意気込みを語ってくれてます。
また前期ゼミで制作された大江君の映像作品「Document public relation(s)」と大槻君のモーショングラフィック作品「Origin」がイギリスはノッティンガムで11月23日に催されたメディアアートのフェスティバルにて上映されました。
同フェスティバルはトランポリンというニューメディアのためのプラットフォームの主宰イベントで、ノッティンガムのBroadway Media Centreで開催されました。今回は都市とメディアに関する、ゲーム作品、映像作品、WEBプロジェクトなど様々なメディアアート作品が集められました。

トランポリンのWEBサイト
http://www.trampoline.org.uk/

<文>瀧健太郎(客員講師)

[報告]12/3『若手作家アニメ展』満員御礼!

 12月3日(日)午後2時よりSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザHDスタジオにおいて
若手アニメ作家を招いてトークライブ・上映・展示が行われました。
聞き手の黒田昌郎教授(主な監督作品に『フランダースの犬』、『不思議な島のフローネ』など。)と第一期卒業生海老澤和夫くん(2006年 東京アニメアワードグランプリ『ふくをきたカラス』)の師弟対談から始まり、遠藤雪代さん(主な作品:「びんひろい」)、ホッチカズヒロさん(主な作品:NHKみんなのうた「空へ」)、保谷瑠美子さん(主な作品:PV作品「Greensleeves」)の有望4名のアニメ作家が制作秘話を公開、それぞれの制作のスタンスやこれからの活動の一端を疲労してくれました。
事前申し込み制で80名の定員でしたが、会場は、全席が埋まり、大変な盛況振りでした。今回上映の作品は、SKIPシティの映像公開ライブラリー公開しています。
 また、早稲田川口の映像ジャーナリズムゼミ2年の学生により、番組として収録を行いましたので、トークライブの様子と追加インタビューや取材を重ね「アニメーションの現在・過去・未来(仮)」としてインターネット上で、PodCastingとストリーミングにて近日公開を予定しております。改めて番組は告知させていただきます。<写真・文>客員講師(専任) 角井英司

2006/12/03

[報告]メディアエクスプローラー・エクステンションちびっ子に大好評!









12月2日(土)、埼玉県川口市にある県内有数のショッピングモール「DiamondCity Carat」(ダイヤモンドシティ・キャラ)1FのStarBucks前にあるエスカレーターホールの吹き抜けで早稲田川口の学生作品を一日上映しました。SKIPシティともっとも近い大型ショッピングモールにて初めてのPR活動です。SKIPシティの楽しさを親子連れの方々に見つけてもらいたいと思ってSKIPシティとの協同でダイヤモンドシティ・キャラに協力を得て行いました。








卒制作品では、「ふくをきたカラス」(海老沢和夫くん)や「湯あたり上手」(工藤陽輔くん)、「た子と暗げ」(市川実季さん)、「CRAYON」(阿部圭造 青柳真澄 千「ゆにばーさるしりあるばす」葉謙太郎)「RUNAWAY」(和田勝裕くん)、そして、在校生から(佐藤優さん・3年)「ZOIL」(北川めぐみさん・3年)の作品を子供たちに関心を得られそうな作品をセレクション。子供たちは、アニメーションを楽しく鑑賞してくれました。また、スターバックスのテーブル席の前ということもあり、お子さんを連れたご両親や若者も上映を楽しんでくれました。
 ドキュメンタリー作品は、川口映像コンテストの地元作品を中心に、本年一年生の制作したヒューマンドキュメンタリー3本を上映しました。ドキュメンタリーに関心をしめてしてくださる方々は、おおむね40歳以上の地元育ちの方々であったと思います。
 時折、館内放送で「メディアエクスプローラー・エクステンション」のご案内を頂き学生作品と校名を記した看板に目にしていただき。感覚的には、500人ぐらいの方々が、初めて「早稲田大学川口芸術学校」の校名を目にしたのでないかと思います。彩の国ビジュアルプラザ大山副館長と私ども教員・TAの4名で当日対応に当たりましたが、とても有意義で楽しく上映が行えたこと感謝しております。これからも、ダイヤモンドシティ・キャラなどのショッピングモールや市の関連施設、地元の病院や調剤薬局・銀行・信用金庫・日帰り温泉などの10分程度の待ち時間がある場所や幼稚園・保育園に呼びかけて、定常的な上映環境や視聴環境を確保していきたいと思います。コンテンツ貸し出しそこから始まる地域との連携を求めて活動していきたい思います。上映する場所など心当たりありましたら、ご連絡ください。

<写真・文>客員講師(専任) 角井 英司

2006/11/30

好評につき!メディアエクスプローラー会期延長~12/26

メディアエクスプローラー展の会期が、好評のため12月26日(火)まで延長決定!彩の国ビジュアルプラザSKIPシティ映像ミュージアムの展示室で開催されています。早稲田川口の学生によるデジタルシネマ、映像ジャーナリズム、アニメーション、メディアアート作品をはじめ、学生による学校生活紹介コーナーなど盛りだくさんの内容になっておりますので、是非ご覧下さい。この展示作品には、東京国際アニメフェア・アワード2006グランプリの「ふくをきたカラス」(卒業生・海老沢和夫)やデジスタでおなじみの「ゆにばーさる・しりある・ばす」(3年・佐藤優)、そして、東京シネフェス・デジPOPコンペのファイナリストの卒業生の『RUNAWAY』(卒業生・ 和田勝裕)と 『ZOIL』(3年・北川めぐみ)やドキュメンタリー映像作品~川口映像コンテスト2006受賞7作品とインスタレーション作品が展示されております。

また、12月2日(土)には、大型ショッピングモール「ダイヤモンドシティ キャラ」1Fスターバックス前にて出張上映「メディアエクスプローラー・エクステンション」を開催します。
2006年9月22日(金)ー12月26日(火)延長決定!
SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム3階 未来映像ゾーン
開館時間=9:30−17:00(入場は16:30まで) 休館日=月曜日(祝日の場合は翌平日)
映像ミュージアム入場料=大人500円/小中学生250円(常設展示もご覧いただけます)
埼玉県民の日(11月14日[火])無料
★ミュージアムツアー(休館日を除く)
【時間】毎日2回 11:00~ 14:00~ ※各回約60分コースか約30分コースをお選びいただけます。
【受付】2F受付カウンター ※各回1名様より15名様まで承ります。
【ツアー料金】無料

お問合せ=SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
〒333-0844埼玉県川口市上青木3−12−63 tel.048-265-2500 E-mail vm@skipcity.jp
URL.http://www.skipcity.jp/vm/

主催=埼玉県 共催=早稲田大学川口芸術学校 後援=川口市/川口市教育委員会
企画=映像ミュージアム/早稲田大学川口芸術学校 制作=株式会社デザインアートセンター

ドキュメンタリー、デジタルシネマ、アニメーション、メディアアートなどバラエティに富んだ展示です

[続報]「母べえ」オープンセットの建設順調

オープンセットの建設が、隣のSKIPシティのB街区にて始まった。
山田洋次監督、吉永小百合さん主演の「母べえ」(仮題、松竹株式会社平成20年公開予定・現在公開中の主演・木村拓哉「武士の一分」の次回作)です。
昭和15年頃の東京都中野区の街並みを再現。建設は、10月末始まり、現在夜間も照明を使って工事をしています。実際の撮影予定は、2007年1月から4月までとなっております。
早稲田川口のフロアからも現場が見渡せますのでお越しください。<写真・文>客員講師(専任) 角井英司

参考:埼玉県・「県政ニュース」
山田洋次監督、吉永小百合主演によるSKIPシティB街区での映画の撮影について

埼玉県立鳩ヶ谷高校「課題研究」校外実習

 後期からSKIPシティからも見える近隣の「埼玉県立鳩ヶ谷高校」情報処理科の3年生の授業「課題研究」を早稲田川口の教員2名が映像制作の指導をしております。今回は、7名の生徒のみなさんが、Web上の映像コンテンツをSKIPシティの映像ミュージアムをテーマに手分けして制作しています。今回のカリキュラムでは、デジタルカメラの動画撮影機能を利用したテープレスのワークフローで、編集・Web上に公開するまでを目指しています。3週間前に「映像ミュージアム」下見と早稲田川口の学生作品が上映されている「メディアエクスプローラー展(~12/26)を見学し、構成を決定してから、再度撮影を行いました。7名ともに映像ミュージアムを堪能しつつも、他者に伝えるための映像撮影に没頭しています。年明けには、Webサイト上で作品を公開できる予定ですのでお楽しみに!<写真・文> 客員講師(専任) 角井英司

2006/11/29

[続報]ばんえい競馬存続問題と卒制作品

 11/27朝、『ばんえい競馬』(2006年10月3日付 北海道新聞掲載される)のドキュメンタリー作品を制作中の
島野貴之l君(映像ジャーナリズム3年)に衝撃的なニュースがもたらされた。新聞各紙は、北海道文化遺産であるばんえい競馬が今期を最後に廃止される見通しを伝えた。現在、継続的に情報収集し、島野君は、卒業制作の終了を前後して、追加取材を検討している。今やらねば2度とできないことが彼の頭をよぎっているという。
それは、存続を願う気持ち、そして、今の関係者の不安などを伝えなければならないという使命感である。約3週間にわたって、100レースあまりを取材し、そこにある思いと信頼関係の中で彼が何をなしうるか今取り組みが進んでいくだろう。

 11/29現在、ほぼ構成が終了し、編集からナレーション入れの段階になって、本日は最終的な構成のチェックを指導教員から受けていた。期待の一作となることを願ってやみません。



<文>客員講師(専任) 角井 英司


2006/11/26

[速報]Inspired 2006/RESFEST特別賞「加藤美広(加藤マニ)君」




11/24、Inspired 2006/RESFEST ミュージックビデオ部門 特別賞に早稲田川口2年「加藤美広(加藤マニ)くん」が受賞した。今回、ソニーミュージックエンターテインメントが、急遽一位以外に特別賞を授与した模様。加藤君は、自主制作作品が、京都国際学生映画祭コンペティション部門にノミネート10月に上映されたばかり。詳細は、改めて。

(写真 右側:「加藤美広(加藤マニ)君」)

東京シネフェスにファイナリスト2名

東京国際シネシティフェスティバル2006
デジPOPコンペディションのファナリスト10名のうち、卒業生の 和田勝裕君(左)『RUNAWAY』と3年生の北川めぐみさん(右) 『ZOIL』の2名2作品が上映された。一時審査を受けて、50名のインターネット審査を受け、最終上映の3次の審査上映です。今回グランプリは 逃したものの、壇上で紹介されて千名入場の新宿ミラノ1での上映は得がたいものです。 審査員は、清水崇(監督 / 『呪怨』シリーズ、『ユメ十夜・第三夜』)篠崎誠(監督 / 『忘れられぬ人々』、『犬と歩けば チロリとタムラ』)富永まい(監督 / 『ウール100%』、『ハヴァ、ナイスデー』)戸梶圭太(作家 / 映画『溺れる魚』原作)塩田時敏(映画評論家)5名で、グランプリの結果は、『Wappa!―日本の映画館によくある風景―』 松元直樹監督が受賞。参加者の中でも最年少の早稲田川口の二人は、グランプリは取れませんでしたが、話題作「007/カジノ・ロワイヤル」「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」などの国内初上映が前後して行われる大劇場で自作を鑑賞する経験を得られた二人。今後の活躍に期待です。

 







 現在、和田君は、現在都内のCG制作の会社にて勤務し、日々修行の中会場に駆けつけてきました。また、北川さんは、他のファイなりストの方々と仲良くなり、お茶をしたり歓談をしている様子で、クリエーターの交流の場を楽しんでいました。1月21~23日には、早稲田川口卒業作品展(西早稲田・小野梓記念講堂)にて、新作が上映される予定です。乞うご期待!(写真 左:北川めぐみさん、中央:  『パンのまち』 やたみほ監督 右: 『鋼鉄の女』 ドクトルF 監督)


<写真・文> 客員講師(専任) 角井英司

[PRコラム]30才の自分と向き合うために!

 どれだけの人たちが、「30才の自分」を高校卒業するときに想像できたでしょうか?
大学・専門学校、就職に際して、将来どんな仕事をするのか、どんな生活をするのか
イメージして、それぞれのキャリアパスを見つけているのでしょうか?
社会において、仕事を任され始めるのは30才からです。
それまでは、社会で日々様々な体験を通して自分を磨かないと
職場での信頼を築くことはできません。

 その分野が好きだからという気持ちが大切ですが、どう実現するのかを考えるときに
自分を納得させるためのより良い選択肢を見いだしているのでしょうか?

本当にやりたいことが後から見つかってしまって、迷っている人たちがいます。

 『大学に入ったけど・・・』
 『就職をしたけれど・・・』

日本の教育では、社会に出てからの職業をイメージさせることが不足しています。
特に高校を卒業する時には、受験や知識を中心とした教育に多くの時間を取られて、
社会とふれ、自らの将来を社会の中で想像することが困難な状況とも言えます。

実際、大学に入って、学部・学科で学ぶことよりも、
サークル活動で熱中していることが就職に結びついていたり、
することも少なからずではないでしょうか。

 早稲田川口の卒業生や3年生が、映像制作プロダクションの就職面接で
同じ試験を受ける4年制大学の学生に見受けられることを語ってくれました。
例)提案を求めれた企画にリアリティが無く、プレゼンテーションの要を得ず、
  内容に対して質問に的確に答えられれない。
  ターゲット・オーディエンスを想定できず、自己満足的な企画の熱弁をふるう。
 どうして、こういった失敗をするのでしょうか?
それは、グループで企画を検討し、プレゼンテーションと制行った経験が不足し、
そして、実際に映像制作の経験が無いために企画が地に足がついていないなどの問題が
多々見受けられるようです。

また、早稲田川口の学生は、全国から集まるそれぞれの文化や生活をもたらしてくれます。
三十代の「社会経験者」から「留学生」(07年度入学予定有り・就学ビザ可)、
大学・専門学校を経験した人たちまで様々な人生経験がグループワークによって
作品制作に活かされています。故に、入学者の幅が広いため、入学試験は、
「表現する力」と「学ぶ目的」を中心に評価していいます。

 映像文化学科(昼間・4年制)そして映像情報科(昼間・3年制)ともに、
カリキュラムの中心に実体験から理論を身につけるというプロセスになっています。
早稲田川口のカリキュラムは、実践型のグループによる短期集中制作実習の連続し、
それらを積み上げることで、幅広い映像やコンテンツ制作における体験から学び、
理論を身につけることが可能になっています。学生同士ぶつかり合い、
信頼を築いて困難に立ち向かう力を身につけていきます。
また、現場から招いた同じ教員に入学から卒業まで
学年毎に再び指導と評価を受けながら、能力の向上を実感してもらっています。

『自分で学び続ける力を育てること、それは、30才の自分を想像すること』
自分のキャリアパスを描くことから始まります。

<文>客員講師(専任) 角井 英司
 映像制作をしてみたい・・・でも、年齢が、就職が、というアナタ!! 映像制作のエキスパートになるのに、「遅すぎる」ことはありません。川口芸術学校で は、時代とともに変遷する映像メディアの技術に媚びない、映像的な思考力と、それを実行する行動力を育てることを主軸に、実技中心のカリキュラムを実施し ております。
既に一度、大学へ行ったことのある方や、社会人からもう一度進学をされる方にも、十分な学習内容を設定してあります。

学習の様々なニーズに応えるカリキュラム!
早 稲田大学による完全サポート体制が、既卒者や社会人経験者が、もう一度学習する場を可能にしました。映像制作をしたことがある人も、まったくの未経験でも 学習できるカリキュラムを用意しております!「とにかく、映像を作ってみたい」という気持ちさえあれば、年齢や経験は関係ありません!
入学次の年齢(左)と入学以前の(下)の人数


実技が多い集中制!
早稲田の一流講師陣が、集中的に実技授業を行える時間割を用意しました。
映像制作をするのに、目的もなく一般教養だけを別途、勉強する必要はありません。 

3年間で基礎から、応用までを学んでいただくために、出来る限り実技・実習制作に時間を割いた学習プログラムが早稲田川口の一つの特徴です。これにより、 実技授業の中で、本当に必要となる一般的な教養を、目的が伴った形で身につけることができます。
実技と講義の授業時間数の他校との比較→

新設校なのに高い就職率!
早稲田大学の一流講師陣が送り出す学生の大半が就職を希望し、映像の制作会社などに決まっております。当校の実技中心のカリキュラムから備わった企画力・行動力が買われて、過去10年の間に専門学校から採用がなかった複数の企業が当校卒業生を採用したケースもあります。
就職先:

(株)日企、(株)リンクスデジワークス、(株)ウォーク、エイベックスネットワーク(株)、スタジオ4℃、(株)東通、東北新社、(株)ニューテレス、パナソニック映像、(株)テレビシオン、(有)インターシンク、(株)泉放送制作、松竹映画スタッフ etc...

入学:
埼玉大学、

3年次編入 :
早稲田大学第二文学部、多摩美術大学、埼玉大学、

大学院進学:
早稲田大学大学院-国際情報通信研究科、東京芸大大学院、
尚美学園大学大学院



前職は新聞記者!心機一転、当校で映像を学ぶ
加國徹さん (映像情報科1年/ 山口県出身)


---映像に興味を持ったきっかけを教えてください
テレビ世代ですから、自然にあったという感じですね。映像の力を痛感したのは、やはり 9・11。マイケル・ムーア監督の『華氏911』にも教えられましたね。ビデオカメラをペン気分で振り回している。好き嫌いは別として、こういう戦い方もあるんだなと。


----実際に学校に入学してみていかがですか
カリキュラムは、体験や話し合い中心で新鮮です。
ピンホールカメラを作った時は童心に帰りましたね。居心地がよいので、近頃は逆に「まずいな」って感じています。楽しい時間は過ぎるのが早いですから。私の場合、卒業時には41歳なので、着地点は早めに見据えないという危機感もあります。
---川口芸術学校で学んでみたいことは何ですか
宮仕え(会社勤め)はもう十分ですから、とにかく自立できる能力を身につけたいですね。それには、デジタル機器を扱える技術は不可欠でしょう。また、映像には影響力があるので、それを送り出せるだけの倫理観も身につけたいですね。

---この学校にはどんな人に来てほしいと思いますか
同期は20歳前後なので、個人的にはもう少し多世代の人がいれば、さらに幅広い議論が出来て面白いのではと思います。
それに、授業の後飲みに行こうと思っても、未成年を誘う訳には行きませんから(笑)。

---将来はどうしたいと考えていますか
当 然、映像作品の制作に携わって行きたいですが、会社は大きくなればなるほど、組織維持に払う労力が大きくなる。そういうムダを排するためにも、事業ごとに スタッフを集めるプロジェクト方式で仕事をして行きたい。そのためにも「何が出来るのか」を在学中にしっかりと考えたいですね。