2006/11/13

公開講座「埋もれた報告」~ジャーナリストの義務と特権~

元NHK社会部記者の大治浩之輔氏による公開講座は、NHKアーカイブスの協力で「埋もれた報告」を上映。水俣公害の被害者インタビューの中にあるメディアとしてのNHKに対する不信任や行政執行官や首長や医療関係者のインタビューを行っていく際の手法とその覚悟などを解説いただいた。被害者と向き合う際に報道による二次被害などの問題を強く認識。このプロセスと20年という過去を掘り下げていく際の人の心の移り変わりの中に、公害という社会問題の根の深さを垣間見る。取材当時、ロッキード事件の発生もあり、一度は、この番組作りから離れる覚悟をしたが、ディレクターとの信頼関係の中で、、「ジャーナリストの持つ義務と特権」に信念を改めて抱き作品を仕上げていったと語った。 そして、水俣を語るジャーナリストとしての信念で活動を続けている姿勢にジャーナリズムとメディアのモラルというものをご教授いただく貴重な体験となった。<写真・文:角井英司>



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