2006/11/15

[授業探訪]一年・映像基礎E 平面アニメーションの基礎

黒田昌郎教授(監督作品「フランダースの犬」)の直接指導の下、キャラクターを使わないシンプルなアニメーション表現によるモーションデザイン教育へのトライを行っています。
 テレビアニメやゲームキャラに依存した作画は、本来のアニメーションの中心となる無機物に動きを与えることによって生命観や躍動感を与える行為を逸脱する傾向があり、早稲田川口では、単純な幾何学図形を発想の原点にし、そこから物語性や生命観を表現させるトレーニングとして、全員にアニメーションの集中実習を行っています。

 直前のヒューマンドキュメンタリーの作品制作と対照的に、一駒一駒に愛着を持って演出するという対極を行うことで、集団から個人へ、現実からの再構成による発想からビジュアル重視のイマジネーションへ、得意不得意を見つけ出すことから自分の特性に合った専門性を見つけ出すという総合的な映像制作の視点に立った指導を行っています。ツール教育を最小限にすることで、考える力やスタッフワークやコミュニケーション力、そして『自発的に学び続ける力』を身につけさせます。マニュアル本や教科書に依存させず、知識を押し付ける教育をせず。体験の後に理論を整理するために講評会で相互の作品へ批評を行い、教員と意見交換を行いながら表現するということを身に着けています。
 このカリキュラムは、生き抜く力=ライフスキルの向上を狙いとしており、社会にて生かされる個性のあり方を身に着けていくために行われております。

<公開授業>アニメーション講評会
11月25日(土)午前10時40分より当校におきまして、公開授業として、アニメーションの作品講評と立体アニメ制作のワークショップや学校施設見学を行いますのでご来場ください。
<写真・文>客員講師(専任)角井 英司 Posted by Picasa